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シンニッタンの品質を守る、
最後の砦

M・K

鍛造事業部 品質保証部 主任 / 2011年入社

どんな仕事を担当していますか?

工場で製造した部品を細部に渡ってチェックし、シンニッタンとしての品質にお墨付きを与える仕事を担当しています。品質保証部は金属を鍛造してできた様々な部品の寸法、硬さ、強度が設計の通りになっているかを確認する、重要な役割を担っています。部品のごく一部を切り取り、金属組織を顕微鏡で見ることで表面の処理に問題ないかも調べます。万が一、どれかひとつでも設計どおりになっていなければ、部品が組み込まれた機械は大きなダメージを受けることになります。
私は、2021年4月から部下が5人いるチームの主任になりました。最近は工場で試験機を使う仕事よりも、主任として顧客に提出する書類や部下への検査指示書を作成するデスクワークが増えてきました。

入社の決め手はなんですか?

私が大学を卒業した10年前は、就職氷河期といわれていました。そんな中、大学の求人票にたまたまシンニッタンを見つけました。当時鍛造と聞いて、まず日本刀を連想しました。日本古来の伝統を持つ、迫力あるかっこいい仕事なんじゃないかと感じたわけです。職場が実家から近いこともあり、受けてみようと思いました。
人事の方から「ぜひ現場も見てください」と声を掛けていただき、早速工場見学に行きました。最初の想像どおり、いろんな職人が活躍する現場はかっこよかった(笑) 迷わず入社を決めました。

仕事のやりがいはどんなことですか?

シンニッタンとしての品質を守る、最後の砦という自負ですね。会社として最高の品質を維持し続ける責任は重いのですが、それがやりがいにつながっています。
歴史がある会社ですが、風通しのよい社風も気に入っています。全社的に個人の考えを尊重し、みんなの意見を積み重ねていこうという文化があると思います。上司や先輩も普段から若い社員に「もし仕事で気になることがあったら、ちゃんと言うように」と接しています。実際、私も新人の頃、思ったことを遠慮なく言っていました。いまから思うと生意気だったのでは…と恥ずかしくなりますが(笑)、まわりの人達はしっかり意見を受け止めてくれました。今は主任として部下の意見をしっかり聞いて、彼らの成長を応援するようになりました。

いま感じている課題や将来の目標はなんですか?

いま課題として感じているのは、品質を保証できる仕組みづくりですね。品質保証部としては、できあがった部品を細かくチェックするのが重要な役割ですが、それと同時に作業手順の見直しや標準化などを通じて、品質が悪いものが生まれない新たな仕組みを構築していけたらと考えています。
入社して今年で10年目を迎えましたが、これからも「シンニッタンなら必ずいいものができる」という、顧客の期待に応え続ける「日本のものづくり」に携わっていきたいですね。

これから入社する
社員へのメッセージは
ありますか?

シンニッタンはものづくりに興味がある人には、うってつけの会社だと思います。新しい時代のものづくりには、いろんな人のいろんな視点が必要です。ぜひ私たちと自由な意見を交わしながら、日本のものづくりを盛り上げていきませんか。

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