触れることができる「もの」を
「もの」を生み出すおもしろさ
D・T
技術部技術課 / 2017年入社
セイタンで製造される鍛造品(自動車部品)の金型設計をしています。
自動車部品と言っても多くの鍛造品が有りますが、エンジンや駆動系の部品を主に
取り扱っています。
新規受注を頂いた製品の金型設計に加え、現在、生産している製品の生産性向上に
向けた「改善」も重要な業務になります。
実際の業務では、鍛造シミュレーションソフトでの検証を行いながら図面を設計・
作成します。
その図面を基に金型課にて三次元データをCADで作成・プログラム化し、マシニ
ングセンタやNC旋盤で加工され「鍛造金型」が成型されます。
以前から「ものづくり」に興味がありました。
入社の決め手は福利厚生が充実していることですね。完全週休二日制は勿論のこと、
年に3回の長期連休や有給休暇の取得率が高いことも決定条件のひとつでした。
また、製造業では作業着支給する会社が多いと思いますが、作業着が毎年、無料で
支給されるだけではなく、会社内で作業着の洗濯をして貰える等、とても助かりま
す。
また、私たち技術課はデスクワークがメインですが、更衣室には大きな入浴設備が
併設されているので夏はシャワーで汗を流し、冬はお風呂で温まって帰れます。
自分が手掛けた図面から出来上がった製品を手に取って重みを感じる事ができ、
更には自動車に取り付けられ市場に出る事に感動が生まれます。二次元の図面に
記された「情報」が触れる事のできる「もの」として具現化する過程を目の当たり
にすることはこの仕事の醍醐味だと感じています。
自分が係わった製品が搭載された自動車を街中で見かけた時も「ものづくり」の
仕事をしていて良かったと感じる瞬間ですね。
いま工場に新しい生産ラインを新設する社内プロジェクトが進められ、私もその立ち上げメンバーの一員になっています。通常業務とは異なる仕事なので、新しい学びにつながることがたくさんあって新鮮です。無事にプロジェクトを成功させて、生産ラインを稼働させることを目指して日々取り組んでいます。
ものづくりの現場は気難しい職人が多いと思っている人が多いかもしれませんが、セイタンは気さくな先輩ばかりです。仕事でわからないことは、質問すればなんでも教えてくれるので、入社したばかりの頃はとても助かりました。私も先輩達のように知識だけでなく人格的にも尊敬される人物になって、後輩から「あの人についていきたい」と思われるようになりたいですね。
いまは主に自動車部品の金型設計を担当していますが、将来は医療機器や航空機など、幅広い分野に挑戦してみたいですね。技術の結晶として生まれる、世界に求められる製品を生み出す企業の一員として活躍するのが夢です。